実験室で働く

カワサキシンゴ

平成24年4月採用

現在の仕事内容

実験室ではクレーンを頻繁に使います

 遠心載荷実験室で実験支援業務をしています。土や構造物の挙動などを調べるための遠心載荷装置という装置を操作し、実験が安全に進められるように補助することが主な仕事です。実験室は京大の学生や先生の利用がほとんどですが、他大学の学生や先生が実験室を利用することもあるので、その時は特に注意を払うようにしています。支援した実験が成功するたび、うれしくやりがいを感じます。実験室の環境整備も仕事の一つで、実験装置にトラブルが発生した際には、装置の製造会社に状況を説明して、修理してもらうこともあります。

滋賀県葛川にて支援業務中

 普段は宇治キャンパス内での仕事がほとんどですが、防災研の先生からの依頼を受けてキャンパスの外で短期間の支援業務をすることもあります。普段とは異なる仕事なのでとても刺激になります。

仕事のスケジュール

8:30

技術室でメールチェックなどの仕事をします

9:00

実験室で掃除などの仕事をします

10:00

学生と実験の準備をします

13:00

準備の合間に採用サイトを作成します

15:00

実験します

17:00

実験室の片づけと明日の実験スケジュールを確認します

技術室の職員になって感じたこと

 自分の専攻があまり活かされない場所での支援業務であったので、やっていけるのか不安を抱いたこともありましたが、先輩職員の指導によって現在は問題なく業務に取り組むことができています。

後輩へのメッセージ

 自分の専攻以外の業務にも携わりたいと考えている方にはピッタリの仕事だと思います。専攻以外の業務に携わることに不安を感じる方もいると思いますが、先輩職員に教わる機会や、研修に行く機会もあります。防災研や技術室のwebサイトを見て、その内容が少しでも気になった方は是非試験を受けてみてはいかがでしょうか。