キャリアを歩む

サワダマサヨ

平成16年4月採用

今までの業務紹介

 私は、2004年4月に採用されました。約4ヶ月間、宇治にて先輩方に業務のお手伝いをさせてもらいながらご指導いただき、その後、桜島観測所へ赴任しました。観測所では、火山活動を研究する上では欠かせない地震記録の保存、観測点のメンテナンスなどが主な業務でした。人工地震観測、GPS 観測、水準測量など、さまざまなフィールドワークも経験しました。

 2年間の観測所勤務を経て、再び宇治勤務となり、観測所での経験を活かして地震予知研究センターにて地震観測の支援業務に就きました。その後、結婚して妊娠したのをきっかけに、地震のデータ処理やデータサーバーの管理へと業務内容が変わっていきました。

 この記事を書いている時点で、2度目の育児休暇を終えて職場復帰したばかりです。今後は、所内の情報システムの整備やデータベースの構築などの新しい業務に加え、以前から支援していた地震予知センターの業務もこなしていく予定です。

後輩へのメッセージ

 防災研究所の技術職員としての業務はいろいろあります。学生時代に勉強した専門分野にこだわらず、いろんな経験や勉強をしてみたい方には、やりがいのある職場だと思います。

 私は2度の育児休業を合計3年間取らせていただきました。妊娠中には仕事内容を変更していただき、現在も宿泊を伴う出張は原則として免除してもらうなど、いろいろなご配慮もいただいております。女性の方もご興味があれば、ぜひ試験を受けて見学にいらしてください。

 また、現時点で男性の技術職員も育児休業を取っています。将来、働く女性をパートナーに持つ方も少なくないと思いますので、参考にしていただければ幸いです。