2021年4月、技術室に新人が1名配属されました!京都大学の全体研修を終えると、技術室での研修がスタートします。技術室での研修は、社会人として必要な知識のほか、技術室に所属する専門職(技術)が携わっている多種多様な業務について学びます。
2021年度は、1年間の新人研修期間が設けられ、ビジネス研修と技術支援先での研修の2つの研修を実施しました。このページでは、その内容について紹介します。
技術室長から、社会人としての基本的なマナーや、専門職(技術)としての大切な心構えなど、仕事をする上で欠かせないことを学びます。研修は、テキストなどを使いながら、ひとりひとりに合わせた個別指導で行われます。
2021 年のビジネス研修では、主に以下の項目を学びました。
先輩職員の支援先で研修を受けます。各支援先を担当する先輩職員と一緒に仕事をしながら、専門職(技術)の業務について少しずつ学んでいきます。
2021年の支援先研修は、遠心載荷実験室、境界層風洞実験室、強震動応答実験室、宇治川オープンラボラトリーと呼ばれる実験施設のほか、工作室、地震災害研究センター、桜島火山観測所で実施しました。
技術室の業務は学生時代に学んだ内容と異なる分野で、配属当初は不安もありましたが、先輩方が丁寧に指導してくださったおかげで、少しずつ業務を理解できるようになりました。
研修を通じて、実験や観測の場で専門職(技術)が果たす役割の大きさを肌で感じ、研究支援のやりがいや責任の重さを実感しました。
まだまだ学ぶことは多いですが、今後は自分も現場で信頼され、頼られる専門職(技術)を目指して努力していきたいです!