ナカモトミキヒロ
平成28年4月採用
宇治川オープンラボラトリーは、津波や土砂災害、都市氾濫などの水理実験を主にしている、防災研究所でも大規模な施設です。私の業務は、水を流すための大型ポンプの操作や整備、実験で使用する模型の製作、計測センサーの設置などがあります。他にも、研究活動を安全に実施するための環境整備も重要な業務です。実験サポートを通して最先端の研究に携わることができるので、自分の勉強にもなります。実験時の打ち合わせや、機械を修理するときはメーカーとの打ち合わせなど人とのコミュニケーションも多いです。
遠方に観測所や観測点を設置している研究室もあるため、観測機材のメンテナンスで出張に行くこともあります。
大学時代の専攻は全く違う分野だったので初めはわからないことだらけでしたが、先輩職員に教わりながら業務をしていくうちに、自分の役割や携わっている研究内容を理解できるようになりました。自分の携わった実験がうまくいって論文になると嬉しく感じます。3Dプリンターやドローンを利用した実験もあり、様々な経験を積むことができています。
研究というと難しく感じるかもしれませんが、教員や先輩職員に教わりながら業務にあたることで徐々に理解できるようになってくると思います。
工作機械を触ったことが無くても研修を受けることができます。私もこれまで全く知識がありませんでしたが、今はできることも増えて実験が楽しくなりました。教員や学生に頼ってもらえることがやりがいになっています。
体を動かして作業することや、新しいものに触れることが好きな人には良い職場だと思うので、気になった方は受験を考えてみてください。