新人研修について

概要

 2015年4月、技術室に新人が1名配属されました。技術室に配属されると、技術室独自の研修や実習を受け、技術室の多種多様な業務について学びます。2015年度は1年間の新人研修期間を設け、技術室内の研修と技術室外の研修の2種類を実施しています。

 技術室内の研修では、ビジネス研修、実験室研修、地震予知センター研修の3つの研修が実施されます。このページでは技術室内の研修について紹介します。技術室外の研修では、防災研究所内のいろいろな研究室を回り、防災研究所で取り組んでいる様々な研究について学びます。

ビジネス研修

 技術室室長から技術職員として仕事をしていくうえで不可欠な事柄について学びます。2015年度のビジネス研修では、下記の項目を学びました。

ビジネス研修で学ぶ事柄(一例)
  • スケジュール管理
  • 電話対応
  • コンプライアンス
  • 権利と義務
  • コミュニケーション
  • PDCAサイクル
  • メールマナー
  • 安全衛生
  • 防災研究所の技術支援について
  • 人事評定制度
  • 経理
  • 報告、連絡、相談

実験室研修

 技術室が技術支援している遠心載荷実験室境界層風洞実験室強震動応答実験室宇治川オープンラボラトリーで研修します。2015年度の実験室研修では、主に下記の業務に携わりました。

実験室研修で学ぶ項目(一例)
  • 実験室利用者との打ち合わせ
  • 模型、治具の作成
  • 実験器具の補修
  • 実験装置の操作
  • 試験体の組立および解体
  • 計測機器の設置および撤収
  • 高校の見学対応、テレビ局の取材対応

地震予知センター研修

 技術室が技術支援をしている地震予知センターにて研修します。2015年度の地震予知センター研修では、主に下記の業務について学びました。

地震予知センター研修で学ぶ項目(一例)
  • 観測所のメンテナンス
  • 地震情報表示システム、Winシステムを使用した波形読み取り練習
  • 地震計の補修、使用するCFカードの設定
  • Unixコマンドの入力およびPostgreSQLの操作練習
  • 鳥取県における地震計の設置およびデータ回収